夏休み宿題代行サービス

今年初めてのスイカを食べながらそういえば学生はそろそろ夏休みに入る頃だなとテレビから流れる映像に目を向けていました。


テレビには夏休みは何をするのかという漠然とした質問を繰り返すインタビュアーに応える小学生の姿が映し出されていました。


海に行く、田舎の祖父母の家に行くという微笑ましい回答は良いものですが忘れてはならないのが大量の宿題ですね。


特に自由研究は大変だった記憶があります。
自由研究は朝顔の観察や工作などがベターなのは今でも変わらないのでしょうか。


この非常に厄介な宿題ですが何やら近年では小学生の代わりに宿題を終わらせてくれるサービスがあるということを耳にしました。


テキスト1ページ○円、読書感想文1文字
○円、というように対価さえ支払えば宿題を代行してくれるのです。


これが現在非常に人気があるそうで予約待ちキャンセル待ちの人気業者もあるのだとか。


他人に我が子の宿題をさせるのは親はどういう心境なのでしょうか。
夏休みに子供は遊び倒せばよいという教育方針なのか、中学受験の為、子どもに学校の宿題をさせる暇はないという考えなのか色々想像は浮かびますが、私の時代には聞いたこともないようなサービスです。


私は宿題は夏休みの最終日まで残しておくタイプで最終日に慌てて終わらせてしまうという夏休みを繰り返していました。
今思えばこの「最終日に慌てて宿題を終わらせる」という行為自体が夏休みの一部であったかのように感じます。


最終日に大量の宿題を消化させるのは本当に大変だった記憶しかありませんが、与えられた課題を期間内に終わらせる。そして終わらせた後の達成感に浸ったまま翌日の学校へと元気に登校していくという毎年の流れが私の夏休みを完結へと導き、現在の遠い昔の過去を思い出させる一助になっているのかもしれません。





なんやかんや書きましたが当時代行サービスを知っていれば間違いなく利用していたでしょう…



せめて読書感想文だけでも…!