オレンジはどこへ消えた?

頭を柔らかく、柔軟な発想をしようとは幼い頃から時折聞かされてきた言葉であり、頑固な考え方にはならないようにと生活をしてきたつもりではありますが、実際問題自分の頭が柔らかいのかそうでないのかの判断はなかなか難しいものです。



先日書店にて「柔軟な発想が得られる!」と大々的に見出しに書かれていた本をパラパラとめくっているとこんな問題が。



"4つのオレンジを5人の子供たちに平等に分けてください"



うーんどうしましょうか。
それぞれのオレンジを小分けにして皆に均等に分けるという案が最初に浮かびましたがこれではなんといいますか普通すぎてこの本の問いに対する答えになっていない気がします。



回答を見てみると
"4つのオレンジを搾り、ジュースにして分ける"
という回答が載っていました。



なるほどこれなら平等に分けられます。
この本を読んで残念ながら私の頭は硬いという事が判明してしまいました。



ちなみにこの問題にはもう一つの回答が載っていました。



"オレンジの種を植えて、実が成ったものを分け与える"という回答。


これは流石に思いつきません
というよりもこの回答はいささか邪道ではないかとすら思います。


しかしオレンジの種を植えて収穫できるまでに何年の歳月を必要とするのでしょうか。




その間に立派に大人へと成長した子供たちならば他の回答を思いつき解決へと導いてくれるのではないかと考えます。




この問題のポイントは平等というところですね