今でも大分痛い

幼い頃から他人と会話することが苦手でそのことに対してコンプレックスを抱いていました。


友人同士ならまだしも、初対面の人や目上の方と話すとなると途端に言葉が出てこなくなり、そこに度々気まずい沈黙が生まれました。
その沈黙は自分の会話能力の欠如が生み出したものであり常に申し訳ない気持ちでいっぱいだったことを覚えています


そんな悩める中学生の私は苦手な会話を克服しようとして色々考えたわけです。


そこで行き着いた答えが「引き出しの多い人間」になればいいということ


どういうことかというと
会話を発展させるためには共通の話題を探し出すのことが一番の近道だと考えました。
そこで他ジャンル渡っての知識(引き出し)があれば他人と打ち解けることができ、会話がしやすいのではないのかという答えに行き着いたのです


そんなことを考えていた当時の自分には
他ジャンルに詳しくオールマイティな人、自分の知らない世界に没頭している人が大変魅力的に見えました


当時自分の中のスターは中川翔子

歌、サブカルチャー、絵、演技、動物、サイエンスなど多くのジャンルをカバーする彼女は憧れの対象でした


中川翔子を目標に多くのジャンルを調べ、その中の一つが今でも楽しむ趣味の一つになったわけです。
そしてそんなことを考え行動する当時の自分はいわゆる「痛い」人間だったと思いますが
若かりし頃のかわいらしい思い出として大目に見てあげようと思います。