伝統は革新の連続
近年、通夜や告別式を行わず直接火葬場へ運ぶ直葬が増えているそうです
これを聞いた時寂しく思うと同時に、家庭的、経済的な事情もあるのだろうなと考えていました
今まで当たり前のように続けてきた葬式という儀式のあり方が変わってきているそうです
よく言われているのが葬儀は故人のためだけではなく、残されたもののために行われる意味合いが強いということ
その通りだと思います
葬式の形態が多様化している現代で形式通りの葬式が行われないから寂しいなんていう意見は最早ナンセンスなものなのかもしれませんが寂しいという正直な気持ちはぬぐいきれません
葬式の多様化の例の一つとして「葬式のネット生配信」というものがあります
タイトルだけ聞くとなんて不謹慎な!という人もいるかもしれませんがこの葬式の生配信はどうしても駆けつけることができない人のために配慮した葬式への唯一の参加方法となっています
それでも葬式を、伝統をなんだと思っているのかという意見も多くあるそうです
葬式に限らず
今まで伝統的に続けられてきた物事の形態がどんどん変わっていく世の中ではありますが
その伝統を残すために変わっていくことなら私は賛成すると思います
歌舞伎座に解説用のモニターが付けられ、
歴史的観光地がこぞってゆるキャラ萌えキャラを軸にPRを展開していく時代です
難しい話ですが伝統を残すために、変わらないために変わっていくことも大事なのではないかと葬式を考えるにあたってそう思いました