これは落ちが読める

実家に大学の冊子が届いていました
卒業お祝い号と記されたそれはその名の通り卒業式の様子が写真と一緒に載っていました


学長の挨拶、卒業証書を持った学生などの写真を見ていると卒業から1ヶ月も経っていないというのに自分が学生であったのが遠い昔のように感じられます


よく新社会人の口から聞こえてくるのは
「学生時代に戻りたい」という言葉


新生活が始まり、環境が大きく変わり多忙な日々を送る新社会人にとって友人達と当たり前のように過ごしていた学生生活は尊いものとなっているのでしょう


正直な話学生時代に戻りたいと言ってしまうのは厳しいことを言うようですが一種の甘えと言いますか、現状から逃げているだけのような気がします


新しい環境に適応することができず、過ぎ去った日にばかりに思いをはせる


そのような考えでは今後とてもじゃないですがやっていけるとは思えません


一度自らの置かれている立場、目を向けなければいけない現実をしっかりと受け入れるしかないのです







学生時代に戻りたい…