東日本大震災

東日本大震災から丸4年

依然として復興活動は続いており、仮説住宅で暮らす人々も多い

3.11当時自分は高校生で自動車免許を取得するための公安試験を受けた帰りのバスに乗っていた

京都でも揺れたそうだがバスの揺れに紛れて地震に気づくことはなかった
震災を知ったのは自宅のテレビをつけてからだった


先日当時宮城の駐屯地で災害派遣にあたった自衛隊員の方の講話を聞きに行った


東北に大地震が来るという想定のもと、前々から救援物資や出動の準備をされていたそう

自衛隊員の初動が速かったのはそのためだ


自衛隊災害派遣の撤収後、自衛隊員一人一人に匿名で東日本大震災での個人の活動報告、そして何を感じたのかを書いてもらったそう
匿名での記入だったためそれぞれの本音が惜しげなく書かれていたらしい

東北出身の自衛隊員の記述に家族の話があった

「なぜパパは助けてくれないの?」

小さなお子さんがいらっしゃるそうでその子が震災中繰り返し言っていた言葉だ

家族という守るべき存在がある中で
家族の側に居られず、人命救助に災害派遣に行くという選択の辛さがあったということを講話の中で知った


自衛隊にもそれぞれ家族がいる
これを強く感じた講話だった