舞台は洋館、銃声が二発

ミステリー記念日

1849年のこの日、ミステリー小説の先駆者、エドガー・アラン・ポーが死去した。40歳。1845年に発表された「モルグ街の殺人」が世界初の推理小説と言われている。
(引用)




今日はミステリーの日ということで某大物作家の某ミステリー小説を読んでいたわけですが、煽り文で大々的に「衝撃の叙述トリック」と書かれており、騙されまいと注意深く読んでいたにもかかわらず、最終的にそのトリックに騙されてしまいました。不覚です。



通常トリックは作中の犯人が主人公や探偵、警察の捜査を撹乱するために用いるものですが、これに対し叙述トリックは我々読者に対し用いるもので物語とは無関係なことが多いものです。




作者のアイディアにまんまとはまってしまった時には、頭に作者の得意げな表情が浮かび、してやられた悔しさが込み上げ、
次回この作者のミステリーを読むときは先にトリックを解いてやろうと考えています。





実はたまたまミステリー小説を読んだ日がミステリーの日だっただけなのですが、普段ミステリー小説を読まない私がこの偶然この手の小説を読んだという事がまさにミステリーだったと思った次第です。