そして桶屋が儲かる



10月に入り朝夜の気温がめっきりと低くなってきました。私の職場の女性社員もカーディガンを着用する人もおり、もうそんな季節かと感じるばかりです。



さて、近年女性の社会進出が進んできた昨今にとってもはやキャリアウーマンという言葉は徐々に失われてきている言葉の一つだと思います。



この女性の社会進出もそうですし、男性による女性差別から女性を解放しようと考える「フェミニズム」という運動の総称は一度は聞いたことがあると思います。




フェミニズムの中には男性一般を非難しているように聞こえてしまうものもあることから、もしかすると男性の中にはフェミニズムという言葉を聞くとドキッとしてしまう人もいるかもしれません。




しかしこのフェミニズムは女性の解放と同時に男性も解放することもあるそう。



どういうことかというと
夫婦を例に挙げると、フェミニズムや女性運動によって男女間の賃金格差の是正、女性の賃金向上、専業主婦への過剰な保護の廃止がなされれば、お互いが自由に使えるお金が増え、夫は一般的に言われる「稼ぎ手役割」という重荷を捨てることを可能にします。


また、妻が社会進出をすれば家事と仕事をそれぞれが行うこととなりお互いのバランスがとれ、「俺が稼いだお金」だとか「私が家事をしてるから」というナンセンスな夫婦ゲンカお決まりのセリフは無くなります。



こう考えるとフェミニズムと聞いてドキッとしてしまう男性も「案外悪くないな」と思えるのではないでしょうか。強引でしょうか。



要は
女性が社会進出する→家事の分担でお互いのバランスがとれる→妻が働くことで家庭の所得が増える→使えるお金が増える→新しいモノが欲しくなるということです。