KY・JY・JYKY気をつけるべきはJS

"KY"という言葉が出てきたのは10年ほど前のことでしょうか。
女子高生の間で誕生したこの言葉は流行語大賞にもノミネートされるほど広く浸透しました。



このKYという言葉が浸透し始めた頃から遅れること数年、入社式や入学式、卒業式などでKYをもじったJY(時代を読む)という言葉が多用されるようになります。


「これからの社会ではKYな人間ではなく、JYつまり時代を読む人間が必要とされてきます…」というようにKYと対比する形で使用されるケースが多くなりました。



このように時代を読める人間になりなさいと言われてはいるものの、今の時代SNSの普及率の高まりから今世界で何が起こっているのか、ホットなワードはなんなのか、これからどういった出来事が起ころうとしているのかという情報は10年前に比べ格段にわかりやすい社会になり、時代を読める人間は増えているのではないかと思います。




そこで私が思うのが時代を読める人間が増えてきたということで、それらの人間の読む時代の「さらに先」を読む力が必要となってくるのではないでしょうか。





つまりJYKY(時代を読む人の空気を読む)ということです。


とってつけたような考えですがこの能力が長けている人間はこの先の未来も乗り越えていけるような人間なのだと思います。





色々書きましたが一つ言えるのは先を読みすぎるあまり時代錯誤(JS)になってしまってはいけないということです。





同級生の女の子が「KYだよね」と口にする度に
当時まだKYの意味を知らなかった名前のイニシャルがKYな私は意味もなく「ドキっ」としていた記憶があります。