古き考えを改めよ

気温がどんどん上昇し本格的に夏が始まり、
外に出た時のムワっとした感覚は室内の管理された温度から手離され夏だという事実を突きつけられます。


先日この身体に刺すような熱を感じるた時に中学、高校の頃の部活動を思い出しました。


当時から熱中症には過敏になっている時期であり、小まめに休憩が入ってはいましたがよくこの暑さの中何時間も屋外を走り回って入られたものだなと。


一昔前までは部活動中は「水分を補給してはいけない」「室内ならば窓は閉めきらなければならない」という部活方針があったようですが、現代ではその理論は覆されていますね。


当時はスポーツ科学がまだまだ発達していなかった時代です。
おそらく様々な上達方法を模索した結果の一つが上記の精神論を駆使した練習方法なのでしょう。


特に名門校と言われる学校はライバル校にどうすれば差をつけることができるのかと考えた結果どの学校よりもしんどいことをしなければならないという答えに辿り着くという思考回路は分からなくもありませんが大変危険な行為でもあります。



しかし今でも当時の精神論を展開し休みを取らせない指導者も話を聞く限りではいるようです。
一人の権力者の考え一つで意思が決定されてしまうのは決してあってはならないことです。
周囲の意見を聞き、検討を重ねた上であるべき結論を出していただきたいと考えます。




もちろん部活動に限らず。