かち割り、ペナント、うちわ、帽子

今年も甲子園の季節がやってきました。




我らが京都からは古豪、鳥羽高校が甲子園への切符を手にしました。




この鳥羽高校。実は高校野球の全国大会が始まった100年前の第1回大会で優勝をしているというのですから驚きです。




100年前に優勝した高校が、記念すべき高校野球100周年の節目に甲子園へと駒を進める。もちろん実力が伴っているのでしょうがどこか運命的な力を感じます。




甲子園には魔物が住むと恐れられていますが、甲子園には魔物でない何かも住んでいるのでしょう。




さて、私が初めて甲子園で高校野球を観戦したのは高校生の頃でした。



ベスト4をかけた某強豪校の試合。関西勢の対決ということで甲子園は超満員だったことを覚えています。



私は地元の先輩がレギュラーとして試合に出ているということで先輩がいる高校サイドで観戦をしていたのですが一つだけ後悔がありました。




野球はかなり好きですし、試合も終盤までどちらが勝つのかわからない最高のゲームでした。



しかし、高校生という多感なお年頃です。
それはそれは周りの人々が気になるものです。




そう、私が観戦しているサイドの高校は男子校だったのです。




反対サイドのチアリーダーが醸し出す華やかな雰囲気に包まれたアルプスが羨ましくてしょうがありません。





次回は共学の高校側の席に座ろうという想いを胸にしたそんな高2の夏でした。